「心地よさ」と「空間美」を重視した空間を
1976年の設立以来、約半世紀にわたり、私たち吉本産業は複合材料の技術革新にひたむきに取り組み、住宅設備機器の構成部材に特化した事業活動を展開しています。特にBMC系人工大理石においては、世界で最も早く量産技術を確立し、人工大理石製キッチンカウンターの普及に貢献し、今やキッチンカウンターの60%強が人工大理石製、その人工大理石の約80%がBMC系人工大理石製となっています。また長尺の洗面カウンターにおいても高いシェアをもっています。
日本の住空間は、これまで主に機能面を重視しながら進化してきました。しかし私たちは、何よりも住む人に「快適空間」をお届けすることを最優先し、「心地よさ」と「空間美」を重視した空間をご提案しています。
革新的な素材づくりや素材表現の多様性を追求し、また国内外に構築したパートナーとの情報ネットワーク、テクニカルネットワークを活用することにより、今後もさらなる住空間の改善に挑戦すると同時に、商業空間や自然エネルギー機器など未知の分野にも積極的にアプローチして参ります。
代表取締役 吉本 明義
事業内容
人工大理石製品の企画・製造・販売 | 人工大理石キッチンカウンター、シンク、洗面カウンター、 ユニットバスルームの部材、実験台のカウンター等 | |
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合成樹脂原料の販売 | 不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、MMA樹脂、フェノール樹脂、 ポリウレタン樹脂、SMC・BMC成形材料、各種接着剤、各種フォーム製品、ガラス繊維 | |
貿易業務 | 輸入:天然石、SMC成形品、BMC壁材、内外装タイル、不飽和ポリエステル樹脂、各種フィラー、ガラス繊維、SMC、その他 | |
輸出:合成樹脂原料及びプラント、加工機械、BMC、アクリル板、金型等 技術移転:人工大理石、壁パネル、バスルーム等その他のノウハウ、及び代理権の仲介 | ||
複合材料(BMC)の研究開発・製造 | 人工大理石用BMC、その他のBMCの素材の開発及び製造 | |
住宅・HOTEL・商業空間などの 空間提案活動 | 設計事務所・デザイン事務所・デヴェロッパー・ゼネコンなどへの素材・空間提案 |
会社概要
商号 | 吉本産業株式会社 |
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設立 | 1976年4月12日 |
本社・大阪LABO | 大阪府東大阪市今米1丁目13-8 |
東京営業所・東京LABO | 東京都港区芝公園1丁目2番9号 ハナイビル8階 |
東京テクニカルスタジオ | 東京都港区浜松町1丁目10番17号 KOYO BUILDING 1階 |
大阪BMC工場 | 東大阪市川田4丁目7-12 |
岡山第1加工工場 | 岡山県高梁市成羽町佐々木382番 |
岡山第2加工工場 | 岡山県高梁市成羽町佐々木232番1号 |
岡山第3加工工場 | 岡山県高梁市成羽町佐々木564番3号 |
資本金 | 30,000千円 |
決算期 | 1月(年1回) |
グループ従業員 | 150名(2023年1月期) |
代表取締役 | 吉本 明義 |
年商 | 126.4億円(2023年1月期) |
会社の目的 | 1.合成樹脂複合材料の製造、販売 |
2.住宅設備機器、人工大理石製キッチン・洗面カウンター/各種カウンター、シンク、ボウルの製造販売 | |
3.人工大理石原料及び成形材料・天然石・その他建材の輸出入業務 | |
4.工業薬品、合成樹脂原料、合成樹脂製品、建材(FRP壁及び床材、窯業系化粧ボード)の販売 | |
5.上記に附帯関連する一切の業務 |
沿革
1976年 | 4月 | 大阪市南区(現中央区)未吉橋1-16に設立 |
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1982年 | 3月 | 大阪市南区(現中央区)南船場1丁目10番16号に移転 |
1983年 | 2月 | 人工大理石の事業を開始 |
1984年 | 2月 | 岡山営業所開設 |
1986年 | 8月 | 台湾、同栄工業股份有限公司に人工大理石の技術供与を行うと共に資本参加を実施 |
1987年 | 5月 | 台湾より人工大理石・FRP製品の輸入を開始 |
1988年 | 4月 | 大阪市南区南船場1丁目10番19号に営業部を移転拡充 |
1988年 | 12月 | 東大阪市川中402-2に大阪加工センターを設置し人工大理石の二次加工を開始 |
1989年 | 2月 | 南区から中央区に地名変更 |
1989年 | 7月 | 天然石の輸入を開始 |
1990年 | 4月 | 株)トリムスを設立するとともに岡山加工センターを設置。東大阪加工センターを株式会社トリムスに吸収し同社・大阪加工センターとする |
1992年 | 7月 | 天然大理石加工をスタート。岡山第2工場を設立 |
1993年 | 7月 | 台湾櫻花股份有限公司にバスルーム壁パネルの製造技術を供与 |
1994年 | 11月 | 大阪市中央区南船場2-7-26に移転 |
1995年 | 2月 | 台湾、金日貫業股份有限公司へFRP製タンク(ヒラタ協業組合製)の台湾及び中国・上海市及びその周辺地域での販売権を供与 |
1996年 | 6月 | 東京事務所を開設 |
1996年 | 7月 | 台湾、和成欣業(HCG)股份有限公司にBMC人工大理石の技術供与を行う |
1996年 | 10月 | 東大阪に複合材料技術センターを設置 |
1997年 | 3月 | 東大阪工場において複合材料(BMC)の生産を開始 |
1997年 | 3月 | 世界ではじめて純アクリル系BMC成形材料の開発に成功、アクリル系長尺カウンターの一体成形が可能となる |
1999年 | 4月 | 次世代アクリルBMC系人工大理石(aBIS)の開発に成功。内装建材用薄板(2mm厚)人工大理石の開発も併せて成功 |
2000年 | 10月 | 中国、青島海尓集団公司に人工大理石カウンターの製造技術(成形・二次加工)の供与を行う |
2001年 | 6月 | エポキシアクリレートBMC系人工大理石の開発量産に成功 |
2002年 | 2月 | 東大阪市にショールームを開設 |
2003年 | 12月 | 東京営業所を東京都港区愛宕1丁目1-10に移転 |
2004年 | 3月 | 東京ショールームを開設 |
2006年 | 9月 | 人大シンクの販売を開始 |
2008年 | 2月 | 岡山第3工場を設立 |
2010年 | 8月 | 東大阪市にプレゼンルームを開設 |
2010年 | 8月 | 本社を現住所へ移転 |
2010年 | 8月 | 東京営業所を東京都中央区東日本橋1丁目2番10号に移転 |
2014年 | 4月 | 東京営業所を現住所に移転 |
2018年 | 6月 | 弊社オリジナルブランドFABBRICA YOSHIMOTOを創設 |
2018年 | 6月 | 東京営業所に東京LABOを開設 |
2018年 | 10月 | 本社に大阪LABOを開設 |
2019年 | 10月 | 港区浜松町に東京テクニカルスタジオがオープン |
2020年 | 11月 | 東京LABOフルリニューアルオープン |
2021年 | 11月 | 株式会社アートステージの全株式を取得 |
2022年 | 3月 | 本社大阪LABOフルリニューアルオープン |
2024年 | 10月 | 株式会社ナイス産業の全株式を取得 |
主な取引先(順不同)
主な納入先 | 日ポリ化工株式会社、株式会社LIXIL、クリナップ株式会社、タカラスタンダード株式会社、TOTOハイリビング株式会社、TOTOプラテクノ株式会社、永大産業株式会社、株式会社ベルキッチン、双日建材株式会社、ナスラック株式会社、株式会社システムズヤジマ、ハウステック株式会社、株式会社フォリス、サダシゲ特殊合板株式会社、住友林業株式会社、三井不動産株式会社、積水ハウス株式会社、野村不動産株式会社、三菱地所ホーム株式会社、東急不動産株式会社、住友不動産株式会社、 大和ハウス工業株式会社、三井ホーム株式会社、鹿島建設株式会社、株式会社竹中工務店、大京株式会社 |
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主な仕入先 | 日ポリ化工株式会社、株式会社トリムス、DIC株式会社、双日株式会社、明和産業株式会社、 南亜塑膠工業股份有限公司(台湾)、ト大賓業股份有限公司(台湾)、誠逸窯業株式會社(韓国)、PORCELANOSA GROUP(スペイン)、恆成實業股份有限公司(台湾)、INALCO(スペイン)、AZUVI(スペイン)、NERO SICILIA(イタリア)、HANSGROHE(ドイツ) |
主な協力会社 | 株式会社トリムス、細川産業株式会社、誉時工業株式会社、三村加工有限会社、ニシダ化工株式会社、株式会社ナイス産業、株式会社アートステージ、株式会社フューチャーストーン |
取引銀行 | りそな銀行 船場支店、三菱UFJ銀行 西心斎橋支店、商工中金 船場支店、みずほ銀行 南船場支店 |
関連会社 | 株式会社トリムス、株式会社アートステージ、株式会社ナイス産業 |